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農家ごはん

農家ごはん第3回
灼熱トマトのタイカレー・ラザニア

2019.09.02

-トマトとカレーの強力タッグで残暑を乗り切る!-
日本では生で食べることが多いトマトですが、旬のトマトの本当の美味しさや栄養を引き出すなら煮込み料理です。しかしラザニアは、作るほうも食べるほうも汗だくになる印象があるのか、この時期は敬遠されがちですね。
そこで、食欲を刺激するタイカレーのスパイシーな辛さとの合わせ技で、トマトをしっかり食べられるタイカレー・ラザニアを提案します。パスタシートの代わりにナスを使い、炭水化物の摂取量を抑えるオマケつき。体重が気になる人にもうれしいレシピです。三鷹の猛暑を全身で受けとめたトマトから活力をもらう、絶品ラザニアを召し上がれ。

今回の注目食材は、完熟した真っ赤なトマトと、「無印良品 手づくりカレーキット グリーン」。イタリアンレッドとタイグリーンのマリアージュで、贅沢な夏のおもてなし料理になりますよ。

材料(3~4人分)

〇トマトソース200-300g
吉田さん流トマトソースを作る材料:
・完熟したトマト(赤系) 500g
・バジル、オリーブオイル、ニンニク それぞれ少々
・ローリエ 1枚
・オレガノ、タイム、ローズマリー(ハーブはすべてお好みで)

〇タイカレーベシャメルソース
・「無印良品 手づくりカレーキット グリーン 241g(2~3人前)」
(ココナッツミルク200cc、グリーンカレーペースト30g、フィッシュソース10g)
・小麦粉 大さじすりきり2
・ココナッツオイル(バターでも可) 15g

〇その他の具材
・ナス 3個
・ひき肉(種類はお好みで) 100g
・インゲン 50g
・塩、コショウ 少々
・タイム、ローズマリー、セージ、ナツメグなど それぞれお好みで少々
・とろけるチーズ(量はお好みで)

作り方

1. トマトソースを用意します。

生の完熟トマトを使えば、より本格的な味に仕上がりますが、市販のホールトマト缶やトマトジュースを使ってもちゃんと美味しくなるお料理です。皆さんの負担にならないアプローチでどうぞ。

◆吉田さん流トマトソースの作り方◆

(1) 湯むきしたトマトを、バジルと共にミキサーに入れ、ジュースを作ります。

① トマトはヘタと白い芯の部分までえぐり取り、沸騰したたっぷりのお湯につけます。皮がプリッとはじけたら引き上げます。

② 水につけて皮をむきます。

③ミキサーに入れて攪拌(かくはん)し、トマトの固まりがなくなったらバジルを入れ、さらに攪拌(かくはん)します。

(2) フライパンでオイルとニンニクを入れて香りをつけます。

(3) (2)のフライパンに(1)のトマトジュース、ローリエを加えて煮込みます。

(4) 半分くらいの量になるまで煮詰めたら、塩コショウで味付けし、トマトソースの完成です。

◇吉田さんの工夫◇

湯むきした際に出たトマトの皮は小鍋に取り置きし、少量の水で水分がなくなるまで煮込んでおきます。トマトの水気が多くて、ソースがゆるく仕上がったときの濃度調節に使います。

2. タイカレーのベシャメルソースを作ります。

(1) 鍋に油と小麦粉を入れ、まとまりがつくまで熱します。

(2) (1)の鍋に、カレーキットに入っているココナツミルクを少しずつ加え、焦がさないように絶えずかき混ぜながら全量いれます。

(3) (2)の鍋にカレーキットに入っているグリーンカレーペースト、フィッシュソースを加えて練り、滑らかなペースト状になったらできあがりです。

3. ミルフィーユ状に重ねる具材を2種類作ります。

(1) ひき肉,インゲン(お好みの野菜)を炒めてワイン、塩、コショウ、ハーブで味をつけます。

(2) ナスは皮ごと3mm程度に薄くスライスして素揚げします。(事前に水にさらす必要はありません)
油から引き揚げるタイミングは、切り口が少しきつね色っぽくなったとき。ナスから出る泡が小さくなったときが目安です。揚がったら油をよく切っておきます。

4. 1.~3.を耐熱皿に盛り付けます。

タイカレーベシャメルソース、揚げたナス、ひき肉とインゲン炒め、トマトソースの順に重ね、最後にチーズをトッピングします。

5. オーブンで焼きます。

200℃のオーブンで10分程度。各ソースがアツアツなら、魚焼きグリルか、オーブントースターでもOK。作り置きをした常温以下のソースの場合は、もう少し時間がかかります。

6. チーズに焦げ目がついたらできあがりです。

青唐辛子やレモングラス入りのペーストと、ココナッツミルクを合わせた爽快な辛さのグリーンカレーのキット
無印良品
手づくりカレーキット グリーン
450円(税込み)

「無印良品 手づくりカレーキット グリーン」を味見した吉田さんのひと言

「袋を開ける前、裏面に書かれた原材料・レシピ・注意書きを読んで、まず感心しました。本場のタイカレーを徹底的に分析し再現したいという、無印良品の本気度迫る内容で、素材にこだわる者は読むだけで嬉しくなりました。レシピは思った以上に簡単で、ココナツミルクとグリーンカレーペーストとフィッシュソースの3つの袋を混ぜるだけ!的なわかり易さ。これなら作りやすいと思いました!もちろん本格的でうまい!」

​​吉田さんの農家コラム

トマトの皮にはうまみが凝縮されている

この夏、吉田農園で育ったトマトは全19種類。形も色も異なる種類が、三鷹の太陽を浴びて豊かに実っています。今回のラザニアのソースは、その中の「CUOR DI BUE (クオールディブエ:牛の心臓)という名前のトマトから作りました。肉厚で酸味が少ない中玉イタリアントマト(赤系)です。牛の心臓の名は、色鮮やかな赤とやや縦長ハートの形からでしょうか。この鮮やかな赤い色の正体は「リコピン」。抗酸化作用が高く、油に溶け熱に強い栄養素です。またトマト(特に皮の部分)は日本の昆布と同じく、うまみ成分のグルタミン酸を多く含みます。今回、私がソースの濃度調節に使ったように、湯むきした後の皮も捨てず、料理にコクを足す技としてぜひ使って欲しいと思います。

「無印良品 手作りカレーキット グリーン」おすすめポイント

「現地に学ぶ」をコンセプトに研究されたレシピと、タイ独特のスパイスや調味料が小分けセットされている本格派カレーキット。香りと味わいとスパイシーな辛さで、無印良品のカレーラインアップの中でも、1位2位を争う人気商品です。化学調味料、合成着色料、香料不使用。アトレヴィ三鷹・改札内4階にある「MUJI com」で購入可能です。

協力:吉田農園 吉田晴彦
撮影:キリンニジイロ 鈴木智哉 G. Miura
取材・執筆:M. Sato

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