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杏林生のまち歩き

杏林生がまち歩き! ~ジモトの魅力を発信~③
「三鷹ネットワーク大学」

2019.09.09

杏林大学総合政策学部の進邦ゼミが、地域の魅力的なスポットやお店、活躍されている人や団体をご紹介していくこの企画。第1回から第3回は、三鷹駅南口周辺で、地域のことを知ることができるスポットを回っています!

第3回は、前回の「みたか観光案内所」と同じ建物の3階、「三鷹ネットワーク大学」をご紹介します。
2階には三鷹駅前市政窓口があり、三鷹駅南口のペデストリアンデッキともつながっています。このため、手続きなどですぐ下の階まで訪れたことのある方も多いかも知れません。

三鷹駅南口のペデストリアンデッキに直結(写真左のビル3F)

事務局の皆さんにお話を伺いました

リーズナブルな講座が多数!
-駅チカの学び場-

「三鷹ネットワーク大学」そのものは三鷹市の公共施設で、多用途に使える教室、ラウンジや交流スペースが設けられています。
そしてその施設の運営をはじめ、様々な事業を行っているのが「三鷹ネットワーク大学推進機構」というNPO法人です。2005年に、三鷹市をはじめ、地域の大学や研究機関など15の組織が正会員となって設立されました。(現在の正会員は19)

その事業の中で、私たちにとって一番身近なのが、まちづくりやビジネス、文化・教養など様々な分野の講座です。なんと年間で200近くの講座数になるそうです。
大学や研究機関の教員・研究者をはじめ、賛助会員になっている企業やNPOなどの専門家による講座を、駅チカでリーズナブルに受講することができます。

例えば、国立天文台の企画による「アストロノミー・パブ」という講座では、天文にまつわる様々な切り口のお話を聞くことができ、ゲストの先生や他の参加者との立食での交流も楽しめるとあって、毎月定番の人気講座になっています。
また、年に2回開講されている「三鷹身の丈起業塾―SOHOベンチャーカレッジ」という講座からは、実際に起業して地域で事業を営んでいる方が何人も生まれているそうです。
前回ご紹介した みたか都市観光協会と共催で行っている「三鷹『通』養成講座」では、JR三鷹車両センターの見学や井の頭公園のガイドツアーなど、とってもディープな講座が行われています。

「三鷹身の丈起業塾―SOHOベンチャーカレッジ」の講義風景

立食での懇談などに使える交流スペースも

新しいカタチの「地域の大学」
-企業やNPOの活動も支援-

もちろん、三鷹ネットワーク大学では、講座の企画運営だけをしているわけではありません。
大学などの教育・研究機関と、市民やNPO、企業、公的機関などをつなぐ窓口になるとともに、よりよいまちづくりを進めるための産業の活性化や事業支援などにも取り組んでいます。

その例が、「民学産公」協働研究という事業です。毎年、事業者や研究者向けの研究の公募があり、採択された研究への支援が行われています。
また、先ほどの「SOHOベンチャーカレッジ」も、たんなる公開講座ではなく、地域の産業づくりや起業への支援として、受講生に寄り添った実践的なサポートが盛り込まれています。
常務理事の宇山陽子さんは、「学ぶ意欲を持った市民の皆さんはもちろん、大学や研究機関と連携したい企業や地域活動団体の方々からも、頼られる存在になることを目指しています」とおっしゃっていました。

「講座の受講、企業・団体の皆さまからのご相談をお待ちしています♪」(事務局の皆さん)

毎年大人気!体感できる科学イベント 
-みたか太陽系ウォーク-

そんな三鷹ネットワーク大学が、国立天文台や三鷹市と一緒に主催しているイベントが「みたか太陽系ウォーク」。約250ヶ所のスポットを巡る、日本有数のスタンプラリーイベントです。
三鷹駅を太陽、三鷹市内を太陽系にみたて、市内各スポットを地球や木星など惑星の軌道に合わせてエリア分けし、実際に市内を歩くことで太陽系の大きさや距離感を実感してもらう仕組みとなっています。
例えば、冥王星エリアは市境の地域なのに、地球エリアは駅前、水星エリアはなんと駅ナカのアトレヴィ三鷹だそうで、地球が意外と太陽に近いことが実感できます。
毎年、開催時期になると、オレンジのマップを持った子どもたちや親子連れを市内あちこちで見かけるくらいの人気で、グッズと交換できるスタンプ数に達する人が3,000人余り、なんとすべてをコンプリートする人も約500人ほどいるそうです(※)。期間中は市内各所で天文イベントも開催されます。
また、お祭り会場などに設置される当日限定の「彗星」スタンプもあります。私たち杏林大学井の頭キャンパスの「杏園祭」も彗星スポットになりますので、ぜひ訪れてみてください!
(※)短日イベントでのスタンプ除く

みたか太陽系ウォークの公式サイト(http://www.taiyokei-walk.jp/

三鷹ネットワーク大学(三鷹ネットワーク大学推進機構)
【住所】
三鷹市下連雀3-24-3 三鷹駅前協同ビル3階
【開館時間】
火曜日~土曜日 9:30~21:30(入館は21:00まで)
日曜日 9:30~17:00
※休館日:月曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
【URL】
https://www.mitaka-univ.org/
【TEL/FAX】
0422- 40-0313 / 0422- 40-0314
【ワンポイント】
今年5月には、大学の研究者による三鷹の地域福祉の分析、市民による地域の高齢者支援の取り組みなどをまとめた、『人生100年時代の地域ケアシステム―三鷹市の地域ケア実践の検証を通して―』という書籍を出版しました。
『人生100年時代の地域ケアシステム―三鷹市の地域ケア実践の検証を通して―』

このシリーズについて

アトレヴィ三鷹と連携している杏林大学の現役学生のみなさんが、地域の魅力的なスポット、ヒト・コト・モノを発信していく連載です。
担当するのは総合政策学部総合政策学科の進邦(しんぽう)ゼミのみなさん。
行政学や地方自治が専門の進邦徹夫教授のもと、地域でのフィールドスタディなどを通して、広くまちづくりや地域活性化について学んでいます。

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